不思議な日[後半] 台湾 蝶を撮影する旅 [屏東泊>六亀] 4日目 (7泊8日)

この日は沢登りをやり、犬に吠えられただけではなかった。

相変わらず自分のいる位置がつかめず大きな橋を渡り舗装された道路に出た。
ここでようやく自分の位置を把握できた。
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渡った大きな橋は獅額頭大橋で舗装された道路は新発公道であった。
上記の地図上だと②の青い部分と③の緑の部分の交わった場所ではじめて自分のいる位置を把握したわけだ。
①の部分まで移動したことはちゃんと把握しているのに何故か全然異なった場所にいることに唖然とした。

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獅額頭大橋

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獅額頭大橋

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橋からの景観

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橋からの景観

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新発公道

新発公道を進んでバス停を見つけた。バス停の前にお宮みたいのがある。
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慈雲宮とある。

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こちらのバス停には日本のように細かいタイムスケジュールは無い。炎天下、何時来るか判らないバスを待っていると、目の前に白い車が止まった。
どこへ行くのか聞かれたので地図上の適当なところを指さしたら、乗れ、と言われ渡りに舟の如く乗せてもらった。
しかし、先ほど指さした地点を通り越し、六亀の町まで戻ってしまった。私は少し不安になるも、バス停近くのある店の前でとまった。店の中には男女数人がいた。
私を拾った運転手が皆に「日本人だよ・・云々」と言っている。車から降りて店に入ると壁に手形を沢山押した紙が貼ってあった。
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得手勝手に訳すと「地球の為に祝福を! 日本がんばれ! 全ての人が皆幸せでありますように!」 という様な意味だと思う。
ここは仏教のチャリティーの事務所であった。何枚か仏教の教えのパンフレットをいただいた。
台湾ではテレビでも仏教の僧侶が説法している番組が多く、実際の生活の中で仏教の教えを実践する様な傾向が強い。そんな番組が4~6チャンネルほどあったのには驚かされた。
日本の仏教と言えば、どうしてもお葬式の時の儀式とか、京都や奈良に代表されるような観光仏教を思いだし、チャリティーなんてあったかな? と思われ位形骸化してしまっているように感じる。

親切にも高樹という場所のバス停まで送ってくださるとの事である。この事務所の責任者らしき女性が英語で
何でもこれからチャリティーで団子(dumpling)を配りに行くが一緒に行かないか? と聞かれた。
上の写真の「日本がんばれ・・」の横断幕を見た以上私も「行きます」と答えた。
彼女の言っていたdumplingとは、チマキの事で、チマキを袋に入れたものをいくつも車に積み込み私も含めて4人で出発した。
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身よりの無いおばあちゃんや高齢のおばあちゃんの家を訪問してチマキをくばりつつ悩み事を聞いたりしている。
上記写真のおばあちゃんは家庭内でいろいろあったようで涙を流して泣いていた。チャリティーの人たちはおばあちゃんを慰めていろいろとアドバイスをしていた。

次の訪問先は身よりのないおばあちゃん、との事で到着してびっくり。
当初小さな寺院なのか、と思われるような家の造りであった。
プライベートの礼拝場所、と説明を受けた。
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何の説明を受けなければ、これが個人宅ではなく、小さなお寺に思えてしまう。
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チマキを供養しておばあちゃんの悩み事など聞いているチャリティーの責任者。
日々この様な活動をしているのである。
3人のおばあちゃんの家を訪問させいただき、胸が熱くなる思いでした。

特にお経をあげるわけでも無く、抹香臭い説教をするわけでも無くおばあちゃん達が涙を流して自身の悲しい苦しみを聞いてあげ、みんなで慰めてあげる姿、
もともとの仏教も最初はそういうもんだったんのではないか、と思えてくる体験でした。
彼らから教えてもらったHPのアドレスを表記しておきます。
http://www.ddm.org.tw

3件の訪問の後、高樹のバス停を探してくれました。
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左側の女性が責任者の方、右側の男性が私が新発のバス停にいたところを声をかけてくれた運転手。
名残惜しい別れでした。

この日は、蝶の撮影はほぼゼロ。収穫無しでしたが、別の胸アツの収穫がありました。

 

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